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京都地裁

裁判傍聴へ初めて行きました part3

こんにちは!有意義な情報を発信して、より良い生活を目指しているgens(げんず)@gens81992397です。

相当遅くなりましたが、裁判傍聴へ初めて行きましたシリーズの第3弾を書きます。

初めての裁判員裁判。
裁判員裁判の対象は重大な刑事事件です。今まで見てきた、窃盗とはわけが違います。
大阪地裁や京都地裁では裁判員裁判の情報をHPにのせています。
第1回から判決まで日程は決まっており、事件名を見ても大変な事件だと分かります。

大阪地裁裁判員裁判日程

京都地裁裁判員裁判日程

 

私が今回行った裁判はこちら。全く知らない事件でした。
判決の1回前の裁判でした。(既に何度か裁判は行われている)

伏見男性刺殺事件 強盗殺人容疑で男4人逮捕 京都府警

京都の伏見で、理容店経営の男性が2人の男に刺されて殺された事件です。

裁判開始前

裁判開始30分前ぐらいに法廷に行くと、扉に先着順と紙が貼ってありました。
傍聴券は抽選のイメージがありましたが、これぐらい大きな殺人事件でも先着順だという事が分かりました。

私が行った30分前に10人ほど待っていました。開廷時間に近づくにつれてどんどん増えてきました。
傍聴マニアとみられるお年寄りのグループも見受けられ、ガンガン割り込んでいましたが誰も何も言っていませんでした。私も初心者なのでムカつくと言う感情は持っていましたが何も言いませんでした。
開始時間5分ぐらい前に、先頭から入って行きます。私の前でストップをかけられたので少し焦りましたが、無事傍聴席に席を確保できました。今回の裁判では入れない人もいました。

被害者の親族や記者席がまずは確保され残りが、一般の傍聴人に割り当てられるようです。

裁判員裁判の開始

被告人入廷

まず被告人が入ってきました。
被告に席の前に衝立が立っていましたが、ちょうど衝立の当たりに座っていたので、被告人の顔は見えました。

裁判官、裁判員入廷

裁判官と裁判員が入場してきました。

多分、裁判官3名。裁判員6名(50代女、50代男、50代男、20代女、40代男、30代男 全て推定)のようでした。

被害者の奥さんの話

被害者の奥さんが喋るところから始まるため、衝立があったことが分かりました。
奥さんは事件当日、TVのニュースで近所で殺人事件があった事を知ったそうです。子供たちに「気を付けやー」と言っていたところ、いとこから電話がありこの事件の被害者が自分の夫である事を知ったそうです。
印象に残っている言葉は、「あなたは主人を殺しましたが、家族も殺しています。」「真実を述べてください。」でした。残された奥さん、娘、息子は精神的な被害を受けているそうです。

被告人はじっと一点を見つめて表情は変わっていませんでした。

検察官の論告・求刑

ここで奥さんが退廷し、検察官が話し出します。ここから事件の内容が分かって行きます。

まずは、事件のおさらい。
被告Fが被害者Wさんを、共謀のMと共に殺害した事件だという事が分かりました。

被告Fは金銭トラブルがあったKから、被害者Wさんを殺すように言われて、弟分のMと共にWさんが家から出てきた所で声をかけ、Kの使いという事でWさん運転の車に乗った。

FがWさんに金を話をしていると、Mがいきなり刺した。
Wさんが抵抗したところを、Fが51カ所を刺してWさんを殺した。
殺した後、Wさんはその場に置いて、Wさんの車を移動させて別の場所で燃やした。(ここが強盗に該当するようです。)

  • 51カ所も刺したのは残忍で執拗であった。
  • 包丁を2本用意するなど計画性もあり。
  • ドライブレコーダーを取り外し、燃やした。
  • FはWさんの殺害により、Kとの1500万円の借金を帳消しにされている。
  • 現在執行猶予中。
  • 関係のないMを巻き込んだ。

求刑は20年

10分の休廷となりました。
ここまででの私の感想としては、こんな事をしても20年で出てくるのかと言う印象でした。

被告人・弁護人の最終陳述

弁護士が登場です。この弁護士の話しで私は弁護士凄いと思いました。

まず、殺したことは間違いなく反省しているという事で、無罪は狙っていないことが分かりました。

Fは全て、Kの指示通りで行った。

そもそも、検察官の話では、FはKに対して1500万の借金がある事になっていたが、それは脅しによる架空の借用書を書かされただけだ。本来はFがKに270万貸していたそうです。
270万の貸し付けから、1500万円の借金に変わった理由は、聞き逃してしまいました。

1500万円の借金に関して、KはFをコメダに呼び出しました。
Fは小指にタコ糸を巻き、ノミを持って行ったそうです。(本当か?)
いわゆる、指をつめるためです。
そこでKはFに対して、「俺はお前の事を心配しているんや」などいい、「お前がどんな生活しているかを知りたい」と言い、何故か、Kに知られて無かったFの家に招きました。
KがFの長男、次男の写真を撮り脅したそうです。そこで、Fはもう逃げれないと感じたそうです。

Fは犯行前にWさんの車をパンクさせに行きました。Fとしてはあなたは狙われていますよ逃げてくださいと言う暗黙のメッセージだったそうです。(ん?本当か?)

犯行当日は、Mがいきなり刺して、Wさんが激高してFは止めに入ったが、Wさんは体も大きいのでやられると思い、無我夢中でメッタ刺しにしたそうです。(Fは地下格闘技をやっているそうです。)

今から思えば、Kに脅された時点で警察に相談するべきだったと弁護士は言っていました。
事件後、KからFに80万円が振り込まれているが、これは元々貸していた270万円の一部なので、殺害の報酬ではないそうです。

終盤には「事件後、子供が産まれました。」(これはいるのかな?)

懲役は12年程度が妥当ではないかと弁護士が言い、締められました。
最後に、裁判官から判決の期日が伝えられ終わりました。

感想

奥さんや検察官の話を聞いている段階では、なんてひどい奴だと思ったが、弁護士の話を聞くとしょうがない部分もあるなと思わされてしまいました。
パンクは暗黙のメッセージなどはマイナスじゃないかな。 それでも、弁護士の陳述はドラマを見ているようで引き込まれてしまい、また行きたくなりました。

Kの裁判も気になりますが、いかんせん情報が取得しづらいです。この事件自体ネットで調べても情報はほとんどありませんでした。1人の殺人はこの程度の扱いなのでしょう。

ちなみに、イニシャルで書いていますが全て実名です。この事件に関わらず、窃盗とかでも裁判は実名で行われています。

この事件の判決

求刑20年に対して、実刑18年でした。

 

B級裁判傍聴記

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