裁判傍聴

裁判傍聴へ初めて行きました part1

こんにちは!有意義な情報を発信して、より良い生活を目指しているgens(げんず)@gens81992397です。

裁判傍聴へ行ってきました。
京都地裁です。

京阪 神宮丸太町駅から10分ぐらいです。
この入り口を出て左に曲がり、橋を渡ります。

京都御所を右手に見ながら歩くと左手に京都地裁があります。警備員さんが立っているので一礼して中に入って行きましょう。特に止められることもないでしょう。

Contents

ロビーで本日のメニューを確認

総合受付と言う名の、おじさんが座っている前に、本日の裁判のメニューがあります。
刑事と民事に分かれています。気になるものをメモっていきました。

初の傍聴

民事が行われる3階に行きました。
裁判所の部屋の扉には小窓が付いている事を初めて知りました。
そして、中に入る。

狭い。

20席ぐらいありました。半分ぐらい埋まっていたので適当に座りました。

民事

民事1.34万円滞納した女

原告が不動産会社、被告30代から40代の女。
原告からは34万の滞納家賃を一括での返還を求められていた。
女は返す気はあるらしいが一括は無理。

裁判官から原告に「分割とかはどうなの?」と尋ねていた。
原告「今回初めて会ったので分からない。」どうやら、原告からの督促は合ったらしいが被告は無視していた模様である。裁判になって初めて出てきたそうです。

裁判官「じゃあ、この後話し合ってください」
原告「外で待っててください。」

1つ目の裁判が終わりました。

民事では和解が成立して、判決が出ないものもあるようです。

民事2.被告不在の裁判

原告はなんと、さっきと同じ原告。
被告がいないので原告の意見が通っていました。

裁判官と書記官は同じで、1時間に5件ぐらいしていました。
原告、被告は傍聴席で待機していました。
最終的に分かる事ですが、当事者以外は私達だけでした。

民事裁判はほとんど内容は分かりませんでした。
証拠の乙がどうとか言っていたので、本当に当事者同士の話し合いなのでしょうね。

民事は楽しくなかったです。

刑事

刑事1. 窃盗 判決

被告:20代男性A,20代男性B

見た目好青年の二人

男A 懲役2年4ヶ月執行猶予4年
男B 懲役1年10ヶ月執行猶予4年

裁判官「遊びの金目的で同情の余地がない。遵法精神に乏しい。」
詳しい事は分からなかったけど窃盗にしては金額が大きかったので執行猶予が4年と長くなったのかなと思いました。
弁護人費用は被告人負担です。

保釈されていたので被告は我々と同じ場所から、被告人席に行き判決を言われていました。
そういうもんなんだと思いました。
2人同時に裁かれる事があるのも初めて知りました。

刑事2.住居侵入窃盗 判決

50代ぐらいの男性。

懲役1年8ヶ月執行猶予3年

妻の母親の家に同居させてもらっていたのに、妻の母親の指輪を窃盗ののち、換金。

弁護人費用は被告人負担です。

既に職人として働いていています。事件後も受け入れてくれた親方は働きぶりを評価しており裁判にも出廷してくれたようです。

裁判官からは「仕事先の親方の期待を裏切るな」と強い言葉を言われていました。

刑事3.常習累犯

錠と腰紐をつけられ二人に挟まれて、裏から出廷してきました。
手錠を初めて見てちょっとテンションが上がりました。

懲役2年6ヶ月 の実刑判決

初めての実刑でした。
犯罪内容は自販機荒らし。何回も自販機荒らしを行っているようです。
反省が無いと、自販機荒らしでも懲役2年6ヶ月になるんですね。
30代ぐらいの男に見えました。

所持金6千円でしたので、弁護士費用は払えないとの判断で法律に法り皆様の税金から拠出されますのことでした。

そういう法律がある事を知りました。

Part1まとめ

勉強になった事

  • 民事は内容が分からない。人気がない。
  • 弁護士費用を払えない人は税金から拠出されます。
  • 民事でも刑事でも裁判は連続で行われる。
  • 傍聴席にいるのは傍聴マニアではなく、原告また、被告の割合が高い。
  • 執行猶予が意外と長い。
  • 裁判の始まりと終わりに全員が起立して、礼する必要がある。
  • 民事では被告が来ない事がある。
  • 身内がいる人は執行猶予がついたり、弁護士費用を払う必要があったりする。

行って初めて知ることは多いです。
1回も行ったことないのはもったいないです。タダです。
皆さん行きましょう!

 

恋の法廷式 (朝日文庫)
北尾 トロ
朝日新聞出版
売り上げランキング: 34,369
ABOUT ME
genslife
30代男性 QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させる活動を記録します。 2017年から選択に迷ったら、今まで選ばなかった選択肢を取るようにしています。 迷ったらやる。